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被災地にて2~いわき市豊間地区

6日に出向いたいわき市豊間地区に再び行くことが出来た。
今回は個人宅の片づけ。

3週間経過したが、整然と片付けられつつある中、手つかずの現状が多い事を目の当たりにする。
いや、正確にいえば確実に前には進んでいるのだ。

生きている事から生きていく段階に進んでいくにあたって立ちはだかっている事が余りにも大きく
そして多い。一端しか見えないがそう感じた。

住んでいる方々にとって今一番恐れていることはコミュニティの崩壊ではないかとも。
ビジョンを見せねば若い世代は戻ってこられない。

仮設住宅の申し込みや周辺住宅への申し込み、転居も進んではいる。
しかしながら場所は当然選ぶことはできない。
豊間しか私は知らないが避難生活をしているところ、仮設住宅が建設されている場所と言うのは
基本、海沿いから遠く(つまり被災地から遠い)今まで培ってきた人間関係はリセットされると
いうことを意味する。

被災して閉めなければいけなくなった企業も多い。それに伴う連鎖倒産も。
国を含めた行政が急務に行わねばならないことが多い。

今回は以前より細かいお話を伺った。

明るい話もあるが胸が塞ぐような話も多い。
震災直後に入られた窃盗団の存在
金銭だけではなく銅版の屋根や工場の機械、そんな大きなものまで持って行かれたのだと。


また、片づけをさせていただきながら今まで無作為に使っていた「瓦礫」と言う言葉に強烈な罪悪感を覚える。
かけらの一つ一つが生活であり片付けていく時間と空間はそこに存在していた証なのだ。

片付けている傍らで被災地を見に来ている方々が(その支度を見れば一目瞭然なのだ)勝手に外に出されている
アルバムや積み上げられているものを手にとり見ている。

言いようのない怒りと悲しさに昨日は襲われた。
だが自分とて大差ないんじゃないかという自責も。

こういう時に人の生き方が出るのだと言う事も小さなつぶやきの中から感じさせられる。

あまりにも無力な自分は話に耳を傾けることしかできない。

ただそのためにだけでもいい、これからもご迷惑にならないよう関わり続けて行こうと思う。

それでも嬉しかったことが一つ
7日に土砂を片付けさせていただいたお宅の方に再びお会いすることが出来た。
もう、この家には住まないと仰っていたのだが大工さんが入り綺麗になり始まっている。
「ようやく水も三日前に、電気も四日前にひいてもらえてね。半年家の中を乾かしたらまた戻ってこようと思っているんだよ」と。「また顔を見せてね」と言う言葉に強く頷き返すことしかできなかった私だ。

被災地は余震が続き、それによって倒壊が始まっている家もあるという。
雨が落ちてくると作業は中止される。
昨日も関東の青空とは裏腹に何度も雨が落ちてきた。

これ以上の被害が拡大しないよう祈るばかりである。

そして私自身にできることは体と心を鍛え、自分の生活基盤をさらにしっかりさせて行こうと言う事。
それが長く皆さんと関われることへ繋がると信じて。

DSC03396.jpg

*崩れた堤防。こういう箇所がいくつも見られる

DSC03390.jpg

*夫婦岩と呼ばれていた場所。津波によって一つの岩は流されてしまった

今回は帰りに小名浜漁港を経由
アクアマリンふくしまは残念ながらまだ再開まで時間はかかるかもしれない

DSC03398.jpg

http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua

漁港に打ち上げられた船はまだ残る。
ただ市場は随分手入れが進んでいるように外観からは見える。
信号はまだ点灯していない(電気が通じていない証拠)
それでも開け始めている小さな店舗を確認

次回は3日に行く予定
家の片づけをすませねば(^^;;

これが些末な私の現実、、、、(苦笑)
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【 2011/04/30 (Sat) 】 豊間にて | TB(-) | CM(2)
お~nahoさん~♪
被災地レポ、、、と言うほどのものでもないのですがやはりマスコミに出てくる現実と現地のギャップがありすぎて…
何もしてないんだけれども行ってきてお伺いしたことの一端はアップした方がいいのかなと言う気持ちでアップしています。しばらく震災記事が続くと思いますがお付き合いください。長期的になると思います。震災だけじゃなくて九州の災害、口蹄疫など日本中が今ちょっとしんどい時期だよね。
我が家も貧乏暇なしだけどとりあえず元気でいようと思うのさ~子ども達にちゃんと次代渡したいもんね!

今年は梨の花が良いよ~!
期待していてね(笑)!!!
【 2011/05/01 】 [ 編集 ]
karoさん、被災地訪問レポありがとうございます
TVだと、外から傍観している感じですが、karoさんの文章を読んでいると、まさに現地へ行って被災地の中に立っているような気がします
karoさんのビシビシ飛び込んでくる表現がすばらしいです

やのまんと「近くだったら休日だけでもボランティア行くのにね」と話してたんです
でも現地への旅費さえも無い貧乏仕送り夫婦には、こちらで少しずつ力になれることをして行くしかないかな・・・と(笑)

梨の受粉など、これから忙しくなるね
どうぞ今年は天候に恵まれますように~~~(○ `人´ ○) タノンマスー!
【 2011/05/01 】 [ 編集 ]
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