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記号ではないあの日~日本記者クラブ賞受賞者記念講演にて

昨日は日本記者クラブ賞受賞者記念講演という事でプレスセンターにオットと出かけてきました。
受賞者の萩尾信也さんは30年来の家族ぐるみのお付き合い。
長男は釜石で釣り三昧の旅に連れて行ってもらったこともあります。

彼の受賞理由は「東日本大震災直後から岩手県沿岸部で現場取材し、200回以上連載した記事「三陸物語」が数ある現地ルポの中でも出色だったと評価」。
常に自分の足で出向き、語らいその後も関わった人々とのお付き合いは続いている普段の萩尾さんを見ていれば至極納得でもあるし、子ども達の言葉を借りれば「え!?おっちゃんが!?」ともいわれる愛される人(笑)

萩尾さんの他に今年は特別賞が設けられ東京電力福島第1原発1号機の水素爆発の映像をとらえて生中継した福島中央テレビ報道制作局と、津波で輪転機が水没しながらも壁新聞での報道を続けた石巻日日(ひび)新聞が受賞、同じく講演を聞く事が出来ました。

昨年は東日本大震災の一年でした。
多くの報道がなされまた過ぎ去っていく中三人の言葉はまだ渦中にある事を物語っていました。

彼らに共通しているのは自分の足で見聞きした事をしっかり伝えようと言う姿勢。
それぞれが静かに語っているうちに何度か言葉を詰まらせていました。

まったく先が見えない被災地
311という記号化
復興・絆という名の風化

自分達がこれから何を伝えなくてはいけないのかと苦悩する姿に涙が止まらなくなりました。

「それでも他の地域から来て下さった皆さんには本当に感謝している」と石巻日日新聞の方。「風化は仕方のない事。日々を皆さんが過ごしてほしい」とも言葉を続けてくれました。

「想像力なのだと思う」と萩尾さん。私たちはその人にはなれない。察することもできない。でも相手を受け入れ想像しアンテナを開く事は出来るとも。

福島中央テレビの佐藤さんの映像や話は福島が乖離し孤立が進んでいる事を明確にしたように感じました。その中で自分達がどう発信していけばいいのかとも。

あの日を境に変わってしまった事が余りにも多すぎるけど、せめて自分が触れた事はこうして心にとどめておこう、少しでも伝えられるならば伝えよう…そう思うのでした。

DSC04126.jpg

画像は石巻日日新聞の壁新聞
「何もない中、歩いて皆さんに話を伺った。話をして下さる方々はみな正確であるように語ってくれた。真実を伝えようとしているのが記者ならばあの時の人々は皆、そうだったのだと感じます。字が下手ですね!というのが最初の評価でした(笑)」

出来ないことを嘆くのではなく自分が出きる事を大切にして行きたいと思っています。

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【 2012/06/16 (Sat) 】 おしゃべり | TB(-) | CM(2)
ならばくん
コメントしにくい日記にありがとう~

マスコミバッシングも多い中彼らの言葉は一言一言が誠実で心が揺さぶられました。講演中、身内(報道陣)への姿勢にも触れる場面も。現場に向かい現場を伝えると言うごくごく当たり前のアナログな自分のやり方が少なくなってきているとしたらそれ自体が問題なのかもというコメントも。

メディアから情報を受け取る側(私たち)もかくありたいですね。

三陸物語は今月末にも続編が刊行されます
【 2012/06/17 】 [ 編集 ]
すばらしい方ですね。
こういう方を拝見していると、
まだまだ人間捨てたもんじゃないなと思います。
【 2012/06/17 】 [ 編集 ]
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karonagata

Author:karonagata
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お喋り・笑うこと・映画を見ること・寝ること・本を読む事・食いしんぼすること・琥珀色の液体をたしなむこと。。。

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